ロッテ、タイロン・ゲレーロと再契約 最速167キロ右腕が3年ぶりに復帰 今オフの補強第1弾
剛腕が復帰する。ロッテは3日、2022年に所属したタイロン・ゲレーロ投手(33)の再入団を発表した。ロッテ退団後は米球界に戻ってプレーし、今季はエンゼルスとマイナー契約を結んでいた。ゲレーロは球団を通じて「千葉の街に戻る機会をいただけて感謝しています。素晴らしいファンの応援を受け、プレーできることにエキサイトしています」と喜んだ。 【写真】2022年に在籍していた最速167キロのタイロン・ゲレーロ コロンビア出身で身長203センチの長身から投げおろす速球は最速167キロを誇る。22年は49試合に投げ、佐々木朗希の165キロに次ぐ球団歴代2位の163キロを計測した。今季のチーム防御率はリーグ5位の3・17。カイケルやメルセデスらが自由契約となった中、メジャー通算113試合に登板した経験を持つ助っ人右腕が今オフの補強第1弾となった。(森祥太郎) ■タイロン・ゲレーロ(Tayron Guerrero) 1991年1月9日生まれ、33歳。コロンビア出身。2010年にパドレスと契約を結び、16年にメジャーデビュー。22年にロッテに入団し、登板49試合で3勝3敗3セーブ、24ホールド、防御率3・52。米大リーグでの通算成績は113試合の登板で2勝5敗、15ホールド、防御率5・77。203センチ、112キロ。右投げ右打ち。