元阪神・北條史也選手の現在地 38年ぶり日本一の裏で『戦力外』そして舞台は社会人野球へ「プロじゃなくても頑張っている姿を見せたい」
“去年の王者”を相手にホームランを放つなど5打点の大活躍
そして7月25日に行われた2回戦。相手は去年の王者・トヨタ自動車(愛知県豊田市)。全国大会で8度の優勝を誇る名門です。 厳しい展開が予想されましたが、0対0で迎えた3回、北條選手がいきなりの特大2ランホームランでチームを鼓舞します。その後、同点に追いつかれますが、7回には満塁のチャンスでまたしても北條選手が走者一掃のタイムリーツーベース。9対2の快勝でベスト8進出を決めました。 5打点の活躍でチームを勝利に導いた北條選手。ヒーローインタビューも社会人野球では初めてです。 (ヒーローインタビューに応じる北條選手)「社会人野球、最高です。純粋に野球を楽しんでやっているところが最高です。ありがとうございました」
「成功も失敗も次の人生に生かしたい」
その後、チームは準々決勝で敗退。優勝には届きませんでした。決して順風満帆とは言えない野球人生。それでもこれまでの経験すべてを糧に、再び輝きを放ちます。 (北條史也選手)「成功も失敗もしていますし、自分なりに考えて次の人生に生かしていきたいなと思います。いつ辞めてもいいと思えるくらい毎日充実した1日を過ごしていきたいと思います」 (2024年8月19日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)