プーチン氏、四半世紀続く体制下の成果を称賛
【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は大みそかの12月31日にテレビ放映された国民に向けた演説で、同氏が実権を握り続けてきた四半世紀にロシアが成し遂げたことを国民は「誇る」べきだと呼び掛けた。 【写真】プーチン氏、旅客機墜落でアゼルバイジャンに謝罪 責任は認めず プーチン氏は1999年12月31日、当時のボリス・エリツィン大統領の辞任に伴い大統領代行に就任。以来、首相時代を含めて四半世紀にわたって実権を握り続けている。 大みそかの演説では、3年近くにわたるウクライナ侵攻には明確に言及せず、主に新年の抱負を語った。 プーチン氏は「親愛なる友人の皆さん。あと数分で2025年が到来し、21世紀の最初の四半世紀が終わる」と語った。 「そう、まだ決めることはたくさんあるが、当然ながら既に成し遂げられたことを誇りに思うこともできる」として、この四半世紀は「さらなる発展」への道を開いたと述べた。 プーチン氏は、2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始して以降の過去の大みそかの演説と同様、ロシア兵を称賛した。 「この大みそか、親族や友人、ロシア中の大勢の思いと希望が、わが軍の将兵と共にある」「今、新年を迎えるに当たり、われわれは未来について考えている。すべてがうまくいくと確信している。前進あるのみだ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News