韓国優勝監督がソフトバンクで半年間〝修行〟「同じようにやってみたい」というホークスメソッドとは
ソフトバンクがコーチ研修として4月から受け入れていた韓国の金圓衡(キム・ウォニョン、52)氏が9月末、半年の研修期間を終えた。韓国プロ野球の元投手で監督も務めた金氏は、主に福岡県筑後市のファーム施設で日本プロ野球の技術や指導方法などを学んだ。この半年間を振り返ってもらった。(聞き手/構成=濱口妙華)【#OTTOホークスファーム情報】 ■まるで映画のワンシーン、球場入りする柳田悠岐【復帰戦写真多数】 ―研修を終えて。 「短い時間だけど、選手やコーチたちと仲良く、楽しく過ごしたので、終わるのが寂しい」 ―サンバンウルに所属していた1993年に韓国プロ野球史上7番目のノーヒットノーランを達成。指導者としてはSSGの監督として2022年韓国シリーズで優勝した。輝かしい実績がある中で、今回研修に訪れたのは。 「現役の若い時から日本の野球は、韓国より一段階上のレベルだと思っていて、学びたい気持ちがあった。年を取って、いい機会ができて、実際に学びたくなった」 ―印象に残っていることは。 「(レベルごとに難易度が設定された)打撃検定と投手検定。選手が挑戦し、クリアすると次のレベルを受けていく仕組みで、モチベーションになっていた。韓国に戻って、もし監督の役割が与えられたら、同じようにやってみたいと感じた」 【オススメ記事 金圓衡氏インタビュー完全版】 指導者としてはSSGの監督として2022年韓国シリーズで優勝した金圓衡氏。半年間の研修でよく声をかけた選手は? ▼下記の関連記事から▼
西日本新聞社