【GLORY】初代K-1ヘビー級王者プラチバットが母国で復帰戦、ヘビー級GP準優勝のリグターズと対戦
GLORYは実に10年以上ぶりとなるクロアチア大会『GLORY 95』を、2024年9月21日(日・現地時間)にクロアチアの首都中心にあるアリーナ・ザグレブにて開催することを発表した。 【写真】GLORYで衝撃的なKOを連発してきたプラチバット メインイベントとして発表されたのは、ヘビー級ランキング1位のレヴィ・リグターズ(オランダ)vs.クロアチアのスーパースターであるアントニオ・プラチバット。 近年、リガースはキックボクシング界に旋風を巻き起こすオランダのヘビー級新鋭として頭角を現している。2020年12月にGLORYデビューしたリグターズはGLORYヘビー級トーナメントで優勝し、一躍トップクラスに躍り出た。2022年10月にGLORY世界ヘビー級暫定王者タリク・オサロに判定勝ち。2024年3月のGLORY世界ヘビー級GPでは決勝へ進出し、リコ・ヴァーホーベンにTKOで敗れるもバックハンドブローでダウンを奪った。前戦は5月にニコ・ペレイラ・ホルタに判定勝ちで戦績は18勝(8KO)2敗。 プラチバットは第1回K-1グランプリで優勝したブランコ・シカティックの弟子で、2017年11月の「K-1初代ヘビー級王座決定トーナメント」に初来日。1回戦でK-Jee、準決勝で上原誠に連続KO勝ちして決勝ではエル・ボウニに判定勝ちして初代ヘビー級王座に就いた。2018年3月の再来日ではロエル・マナートの挑戦を受けて初防衛戦を行ったが、判定負けで王座を失っている。2018年5月にはONEに参戦するも敗れ、2019年6月からはGLORYに参戦。4連続KO勝ちをマークしたが、2023年6月にGLORY世界ヘビー級暫定王座決定戦でタリック・オサロにKO負け。この試合で腕を骨折し、ヘビー級GP出場を逃した。戦績は22勝(16KO)5敗。 リグターズは「これはヘビー級のベスト同士の戦いだ。美しいクロアチアで試合ができることを楽しみにしているが、現地のファンにとっては残念なことに、勝利の手を挙げるのは私の方だろう。ザグレブでの忘れられない夜になるでしょう。お見逃しなく!」とコメント。 母国での復帰戦を迎えるプラチバットは「レヴィは邪魔なだけだ。彼はノックアウトされ、15,000人のクロアチア人が私を応援してくれるだろう」と、KO勝利を予告している。
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