ド軍フリーマン「12歳で親を失う寸前に」父との絆明かし涙…10歳で母親亡くす 米インタビューで語る
米スポーツ専門局「ESPN」の公式インスタグラムが29日(日本時間30日)更新され、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が父との関係性について明かしたインタビュー動画を公開した。 【写真】インタビューで感極まるフリーマン 10歳の時に皮膚がんで母親を亡くし、父親のフレッドさんに育てられてきたフリーマン。ところが12歳の時にその父親にも病魔が襲った。父親の搬送先の病院で医者から「今夜病院に来て本当に幸運でした。もし来なかったら、そのまま寝ていたら、ほぼ確実に寝たまま死んでいたでしょう」と告げられたことを回想。父は「うっ血性心不全」。父の命が助かり「12歳で親を失う寸前でした」と涙ながらに当時を振り返った。 その後は健康のためにもフレッドさんは高校生になったフリーマンと打撃練習の相手をしてくれていたという。親子二人三脚の練習の成果も実り、エル・モデナ高校で打率4割超えのスター選手となった。2007年アトランタ・ブレーブスから指名されプロ入り。「18歳になっていなかったので、プロ契約の最初のサインを父親にしてもらわなければなりませんでした」と笑顔で当時のエピソードを明かした。 25日(同26日)のワールドシリーズ(WS)第1戦ではWS史上初の逆転サヨナラ満塁弾。試合後、スタンド最前列で見守っていた父の元に駆け寄りネット越しに喜びを分かち合った。