元人気グラドルが語る“AV出演強要”の実体験「洗脳されていたのかな、と今は思っています」
AV新法は女の子が出演するために大切な存在
――先ほどちょっとAV新法の話が出ましたが、やっぱりAV新法があったから安心してデビューできたんでしょうか? 金松:そうですね。この法律があれば出演強要はできない、というのを私自身がデビューのときに実際に感じたので。「私がどうしたいのか」、つまり自分の意思を尊重して出演できるのは、安心できる点ですよね。もし「やっぱりやめたい」となったときにやめられるのも、良いところだと思います。 ――契約から撮影まで1か月の期間がありますが、金松さんはその間に悩むことはありましたか? 金松:私はもう決意を固めていたので、考えていたのは「この1か月でどれだけ自分をキレイにできるか」だけでしたね。
AV新法には改善点も多い
――それは素晴らしい決意ですね。 金松:でもAV新法は良い点ばかりじゃないのもわかっていて。やっぱり女優さんや男優さんが体調不良などで出演できなくなったとき、別の方を「1か月前に契約していないから」という理由で呼べないのは不便だな、と思います。あと撮影からDVDが発売されるまで半年くらいかかってしまうので、そこはちょっと長すぎるかな、と。このあたりが改善されるとうれしいですね。 ――最後に、どんなセクシー女優になりたいか、目標を聞かせてください。 金松:「セクシー女優と言えば、金松季歩」と名前が挙がるような女優さんになりたいです。今までの活動で「○○と言えば」で名前が挙がることはまずなかったので。それから、今後デビューする女の子たちから「金松季歩みたいになりたい」と思ってもらえるような、憧れてもらえるような存在になりたいと思っています! <取材・文/蒼樹リュウスケ 撮影/アクアスピリット> 【金松季歩】 ファースト写真集『KIHO』(吉田裕之/撮影)は双葉社より発売中 YouTube「KIHO Channel」 X:@kiho_kanematsu Instagram:@kiho_kanematsu TikTok:@kiho_kanematsu 【蒼樹リュウスケ】 大学在学中に成人誌出版社で編集のアルバイトを始め、そのままアダルト業界に定住。大手AVメーカーの雑誌編集部を経て、フリーライターとして独立。好きなことを書きたいと思った結果、アダルトならなんでもありな文章を書きまくる生活を送っている
日刊SPA!