田中碧が所属するリーズはこのままプレミアに昇格できる? OBも現実的な目標と評価「自動昇格できるだけの実力がある」
現在は2部で2位に
今夏にリーズ・ユナイテッドへ移籍した日本代表MF田中碧が目指すのは、やはりプレミアリーグ昇格だろう。これまでブンデスリーガ2部、そして現在戦うイングランド2部で経験を積む田中にとって、5大リーグ1部での戦いは1つの目標となる。 [動画]今節もリーズはプリマスに快勝! そのリーズでの滑り出しは上々だ。中盤に負傷者が出たこともあるが、田中は早い段階で指揮官ダニエル・ファルケの信頼を確保。不動のボランチになっており、チームも13試合を戦って7勝5分1敗で2位につけるなど順調だ。 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやリーズでプレイしたリー・シャープ氏もリーズの力を認めており、負傷者さえ少なくできれば1部昇格は現実的な目標と見る。 「リーズは巨大なクラブだ。昨季に昇格を決められなかった失望は、今季のハングリー精神に繋がっているはずだ。あれは酷い経験だったし、誰も繰り返したくはない。それがチームと監督ファルケのモチベーションになっている。今季はファルケがチームを昇格させると確信しているよ。彼はそれを成し遂げるにふさわしい人物だ。彼らは現在TOP3にいて、良いサッカーをしている。選手たちも優秀だ。選手たちのコンディションさえ維持できれば、昇格は視野に入ってくると思う。自動昇格できるだけの実力があると思うけど、プレイオフを戦うことになっても、昇格できると確信している」(『Leeds Live』より)。 昨季のリーズは3位に入ったが、昇格プレイオフの決勝でサウサンプトンに0-1で敗れた。その悔しさを今季に活かせるだろうか。田中としても1年で1部昇格となれば理想的で、来季はチームとともにプレミアリーグでの戦いに挑みたい。
構成/ザ・ワールド編集部