アリーナのメインビジョンは国内最大 ジーライオンアリーナ神戸、4月4日の開業控え内部公開
神戸港新港第2突堤で建設中の「ジーライオンアリーナ神戸」(神戸市中央区)の内部が9日、報道陣に初公開された。バスケットボールの試合やコンサートが開かれるフロアを囲むように約1万席を配置。工事進捗率は95%で、開業は4月4日を予定する。 【動画】内部が初公開された「ジーライオンアリーナ神戸」 アリーナ内部は、外観と同様に黒が基調。1階のフロアは正方形に近い2125平方メートルで、周囲三方の5層に客席を備える。もう一方の壁に掲げるメインビジョンは縦13メートル、横24メートルで、常設のビジョンとしては国内にある屋内アリーナで最大という。 運営会社「One Bright KOBE」(ワンブライトコウベ、神戸市中央区)の渋谷順社長は「素晴らしい施設の魅力を最大限に発揮できるよう尽力していく」と話した。同アリーナを本拠とするバスケットボール男子Bリーグ2部神戸ストークスの渡辺翔太主将は「天井も高く、これまでプレイしてきた体育館とは違う」と感慨深げだった。 アリーナは、7階建て延べ約3万2300平方メートル。三宮、元町から徒歩20分の立地で、周辺緑地を含め年間300万人の集客を目指す。(西井由比子)