『外国人からの119番通報』通訳も同時に通話する「三者通話」見えたきた課題も
■熊本市消防局情報司令課 橋本俊宏消防士長 「日本語を話せなくて、こちらと意思疎通が取れない場合は、結構電話を切られることが多い。通訳とつながるまで辛抱強く待ってほしい」 言葉が通じないと思い、通訳につながる前に電話を切ってしまうケースがあるというのです。「三者通話」の仕組みを知ってもらい、電話をつないだまま、質問に落ち着いて答えてもらうにはどうしたらいいのかが課題となっていました。 (緒方太郎キャスター) 概要を伝える前に通話を切ってしまうとなると、命にも関わる問題ですよね。 (永島キャスター) そうなんです。そこで熊本市消防局は新たな取り組みを9日から始めます。それがこちらの動画です。中国語や英語、韓国語の字幕とイラスト付きで、119番通報した際には、「日本語が話せない場合でも電話はつないだままで」などと呼びかけています。動画は、9日午前9時から熊本市の公式ユーチューブで公開されます。