新年の準備進む 正月飾りの「松市」
師走に入り石川県内では新年の準備が進んでいます。 3日朝、金沢市で門松など正月飾りに使われるマツの競り=松市が開かれました。 【写真を見る】新年の準備進む 正月飾りの「松市」 競り人の威勢のいい掛け声とともに始まった今年の「松市」。金沢市二口町の公設花き地方卸売市場で開かれたマツの競りには、生花店や量販店の担当者らおよそ40人が参加しました。 夏から秋にかけての猛暑などが影響したことで今年の取扱量は、2023年から5000本少ない、10万本となりました。 ■枝ものの産地の宝達志水町では地震の被害にあったが、競り前日にマツ届く 枝ものの産地として有名な宝達志水町でも元日の地震で地割れなどの被害がありましたが、2日マツが届き、3日朝の競りに間に合ったということです。 金沢総合花き株式会社 道法和豊 社長 「12月最大のイベントなのでワクワクしている。今年は能登半島地震や豪雨災害もあったので、例年通り入荷いただけたのが、本当にうれしいし、ありがたい。」 マツは不老長寿の意味がある新年の縁起物とされています。 競り落とされたマツや加工品は、12月20日以降に店頭に並ぶ予定です。
北陸放送