記者の質問に答えるサッカー日本代表森保監督（撮影・河田真司）

　日本サッカー協会（JFA）は3日、千葉市内で26年ワールドカップ（W杯）北中米大会アジア最終予選サウジアラビア戦（10日、ジッダ）、オーストラリア戦（15日、埼玉ス）に臨む代表メンバーを発表した。 【一覧】W杯アジア最終予選の順位・勝敗表 　負傷離脱している選手を除き、大きな変更のないメンバー選考となった。核となる選手が固まりつつある中、新戦力の発掘を絡めたバランスについて問われると、森保一監督はこう回答した。 　「コアなメンバーが存在感が見せ続けていることで、その人たちが名を連ねている。新しい選手、これまで見ていなかったり、招集できていなかった選手を新たに迎え入れることについては、常に代表の戦力になりうる選手は招集したいと思っています。現地での試合視察、映像での試合視察をしています。リスク管理として、23人のベンチメンバープラス4人のバックアップメンバー、そのくくりで活動させてもらっていますので、プラスアルファの部分で今後の戦力となりうる戦力、伸び代のある選手を招集させてもらっているので、勝利するために編成した選手とプラス、将来の期待枠というのも招集は可能な体制をJFAの皆さんには作ってもらっている」 　この“期待枠”というのは、9月に続き今回も選出されたDF望月ヘンリー海輝（23＝FC町田ゼルビア）が当てはまる。