阪神・石井“第二の故郷”で飛躍誓う 後輩の育成2位・嶋村にゲキ「バッテリーを組めたら盛り上がる」
「阪神秋季キャンプ」(10日、安芸) 阪神の石井大智投手(27)が10日、“第二の故郷”でさらなる飛躍を誓った。練習後に阪神と四国ILp・高知の選手が合同で野球教室を開催。秋田県出身の石井だが、高知には20年度ドラフトで阪神に8位指名されるまで3年間在籍した。思い出深い土地で子どもたちと触れ合いながら、「僕らもすごく楽しかった。子どもたちの夢、目標にしてもらえたら」と決意を新たにした。 高知からは、本年度ドラフトで阪神に育成2位指名された嶋村も野球教室に参加。石井は後輩捕手に向けて「阪神はいいキャッチャーが多いので、育成からのスタートはなかなか厳しい夢ではあるけど、頑張ってほしいし、バッテリーを組めたら(高知が)盛り上がる」とゲキを飛ばした。 今季はキャリアハイの56試合に登板し、虎のブルペンを支えた。石井は「成績を出し続けるのはすごく難しいこと」と継続の難しさを強調。「それを続けている岩崎さんという目標にする方がいる」と左腕の背中を追い続け、キャリアハイの更新を目標に据えた。