週1のみ味わえる尊いうまさ。大阪カレー界のレジェンドが新店舗を始動
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、大阪カレー界の発展を支えるレジェンドシェフが手がける「CURRYFORNICATION」を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】「CURRYFORNICATION」
大阪カレー界のレジェンドシェフの一人である黒田さん。まだ大阪スパイスカレー文化が花開く前から心斎橋のバー「アノニマス」で本格的なスパイスカレーを提供し話題となり、同時に間借り形式で「カレー週イチ」を展開してこちらも行列店となり、大阪のみならず東京にも店舗を増やした「ポンガラカレー」に監修という形で携わった方で、大阪カレー界に大きな影響を与えたシェフだと言えるでしょう。
そんな黒田さんが2024年4月28日、大阪・曽根崎の地で「CURRYFORNICATION」をスタートさせました。以前別の場所でも動いていた店名となりますが、現在はこちらの店舗で基本的に日曜昼のみ営業中です(不定休)。営業日数も時間も少ないので予約推奨。予約の方法や営業日はお店のSNSをご覧ください。
いざ行ってみるとビルの1階には、音楽ファンならニヤリとするようなお店の印象的なロゴがあり安心します。店内に入れば喫茶店のような雰囲気ですが、スパイスの香りが食欲に火をつけます。
この日のメニューは「猪肉のランプライス」1,500円。これに「ミントコリアンダー鹿肉カリー」200円も追加して注文しました。ランプライスとはスリランカ料理で、バナナリーフにご飯もカレーもおかずも一緒に詰め込んで蒸し焼きにしたもの。
この日の内容も豪華で、猪肉のカレー、バスマティイエローライス、揚げ玉子、チャナダルカレー、小海老のチリ、ナスのモジュ、フリッカデルズ(メンチカツ)、キャッサバのカレー、そしてラッサムが別皿でつくというもの。
食べてみると猪は驚くほど軟らかく、ジビエですが臭みは感じさせず素材のうまみを引き立てるブラッドシュガースパイスマジック。フリッカデルズも猪肉を使用していて実に贅沢です。揚げ玉子もスリランカ料理店だとハードボイルドでパサつきのあるものが多い中、こちらは黄身がとろりとした仕上げなのも日本人シェフならでは。