USB-IF認証取得で240W対応の「USB4ケーブル(1m)」が2000円だったので思わず買ってしまった
出会いは突然だった
「USB-IF認証を取得した、60W超の電流を許容するUSB4ケーブル」の購入を検討して家電量販店に行った筆者だったが、オリジナルの50cm品でも5000円を超える価格では、ちょっと買うのをためらってしまう。この条件を満たすものとしては安いのは確かなのだが、頭のどこかで「高すぎる」と思ってしまうのだ。 そんな折り、ふとAmazon.co.jpを見ていたら住友電気工業(住友電工)製のUSB4 Gen 3ケーブルなるものを発見した。USB-IF認証を取得した240W電流を許容するUSB4 Gen 3(≒USB4 Version 1.0)ケーブルで、長さは約1mだ。 スペックだけ見ると、5000円台後半以上の価格なのかなと思ってしまう。しかし、このケーブルは通常価格が4000円だった。しかも、閲覧した時はたまたまセール中で、半額の2000円で販売されていた。 住友電工というと産業用の電線/ケーブル類で知られているが、実はUSB Type-CケーブルやThunderbolt 3/4ケーブルをさまざまな企業にOEM供給している。表には出てこないが、高品質なUSB/Thunderboltケーブルを作り続けてきたのだ。 あまりに安いので「これ、ホンモノなのかな……?」と疑ってしまったのだが、出品者は「住友電気工業株式会社」となっている。出品者の住所を見ても、まごうことなき“ホンモノ”だ。 これは買うしかない――売り切れないうちにと、2本購入してしまった。
パッケージは結構しっかりしていた
注文した翌日、ケーブルはポスト投函で届いた。早速開けてみると、しっかりとした箱が姿を現した。店頭で普通に販売することも想定しているようだ。 パッケージには英語と日本語で簡単な説明が記されている。主に海外での販売を考えているのかなと思ったのだが、日本語の「住友電工」ロゴもあるので、どうなんだろうか……? パッケージを開けると、ケーブルと「安全上の注意」が入っている。パッケージと同様に安全上の注意は英語と日本語で書かれている。問い合わせ先も書かれているので、万が一の際も安心だ。