“青酸化合物”連続殺人・筧千佐子確定死刑囚(78)が死亡 大阪拘置所に収容中 前日まで普段通り生活
4人の男性に青酸化合物を飲ませ3人を殺害した罪などに問われ、死刑が確定していた筧千佐子死刑囚が、きょう(26日)死亡したことが分かりました。 法務省によりますと、筧千佐子死刑囚(78)はきょう午前7時34分ごろ、収容されていた大阪拘置所の居室で仰向けの状態で発見されました。 職員の声かけにも応じず、救急搬送されましたが、搬送先の病院で午前10時に死亡が確認されたということです。 死因は現時点で分かっておらず、遺書などは見つかっていないということです。 法務省によりますと、筧死刑囚はきのう(25日)まで、職員と会話するなど、普段通りに生活していたということです。 筧死刑囚は、2012年から2013年にかけて京都・大阪・兵庫で夫や交際相手ら3人の高齢男性に青酸化合物を飲ませて殺害し、2007年にも男性1人を殺害しようとしたとして、殺人と強盗殺人未遂の罪に問われました。 その後、1審と2審で死刑が言い渡され、2021年に死刑が確定していました。 筧死刑囚の死亡により、確定死刑囚は全国で106人となりました。
TBSテレビ