大阪桐蔭ブラバン「ドラゴンボール」など人気曲を披露 センバツ
今や甲子園の風物詩――。名門として知られる大阪桐蔭の吹奏楽部が今春のセンバツでも美音を奏でた。 【熱戦を写真で振り返る】大阪桐蔭-北海(1回戦) 第96回選抜高校野球大会第5日の22日、阪神甲子園球場で行われた大阪桐蔭―北海(北海道)戦で、大阪桐蔭の吹奏楽部が一塁側アルプススタンドから、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で人気の「猫ミーム」で使われる「チピチピチャパチャパ」のメロディーや、ヒップホップユニット「Creepy Nuts」の「Bling―Bang―Bang―Born」などを披露して球場を盛り上げた。今月亡くなった漫画家の鳥山明さん原作の人気テレビアニメ「DRAGON BALL(ドラゴンボール)」の主題歌も演奏した。 大阪桐蔭の吹奏楽部は、今大会に向けて新曲を10曲用意。応援席が盛り上がり、選手たちも明るい気持ちになる曲を吹奏楽部員が自ら投票して決めた。 大阪桐蔭の吹奏楽部の応援を楽しみにしている観客は多く、部長の直川響太さん(17)は「SNSなどを通じて、試合と同じくらい僕たちの演奏を楽しみにしているという声を聞いていた。みなさんが楽しめる曲を用意したので、一緒に応援してほしい」と話した。【磯貝映奈】