「鯨に流氷に犬ぞりも」美人姉妹の幼少期はマイナス30度のアラスカで 元五輪スケーター・村主章枝が当時を振り返る
── 国際大会にも出て振付も依頼して、となるとお金も時間もかなり費やすことになりそうですが…。年間2000万円と聞いたことがあります。 村主さん:遠征したりする上のレベルになると、それくらいはかかりますね。私の「やりたい」という思いに、両親が何の疑問も持たずに投資してくれたことには本当に感謝しています。妹もスケートを習っていましたし。 ── 妹さんもスケーターだったんですね。 村主さん:はい。うちはかなり仲がいいほうだと思います。いまでも、私が日本に帰国したら、妹の家に泊まりますし、甥がひとりでアメリカに来てうちで生活したりして、いまでも仲よくしていますよ。
PROFILE 村主章枝さん すぐり・ふみえ。幼少期をアラスカで過ごす。計五度に渡る全日本選手権優勝、冬季五輪2大会連続入賞、日本人初となるISUグランプリファイナル優勝、四大陸フィギュアスケート選手権三度の優勝。2014年に引退後、カナダで指導。2019年に映画制作会社を設立し、ラスベガスを拠点に映画プロデューサーとして活躍中。 取材・文/岡本聡子 写真提供/村主章枝、株式会社エアサイド
岡本聡子