「手を取り合って進んでいける直売所に」農林水産祭の総理大臣賞受賞を報告 青森県中泊町
RAB青森放送
中泊町の直売所が農林水産業の振興に貢献した団体などを称える農林水産祭の「むらづくり部門」で内閣総理大臣賞を受賞したことを宮下知事に報告しました。 受賞したのは中泊町の直売所「ピュア」を運営する中泊町農産物加工販売施設出荷者協議会です。 今日、田中会長や佐藤副会長たちが県庁に宮下知事を訪ね受賞を報告しました。 協議会は運転免許を返納した高齢生産者のためにコミュニティーバスを活用した出荷体制を構築したり、高齢者の見守りにもつながる移動販売を続けたりするなど、生産者と町民に寄り添った取り組みが、全国におけるむらづくりのモデル事例になり得ると評価されました。 ★中泊町農産物加工販売施設出荷者協議会 田中恵津子会長 「高齢者の方が出荷ができなくなったこと免許返納者で持ってこられなくなった人、昼の商品の品薄という課題がありました」 「生産者も大事であります買ってくれるお客様も大事でありますので、そういう人たちがみんなで手を取り合って進んでいける直売所にしたいと思っています」 宮下知事は「おいしい野菜や海産物の地産地消にむけてこれからも頑張ってください」と激励していました。