“豊臣秀吉”にゆかりのある能舞台と日本庭園を堪能! 京都・左京区に誕生した“1日1組限定”の1棟貸し宿「雲母山荘」とは
日本文化を体験できる新しい価値を提供
京都市左京区に、豊臣秀吉に所縁(ゆかり)のある能舞台と日本庭園を単横しながら泊まれる、1日1組限定の1棟貸し宿泊施設「雲母山荘」がオープンしました。 【画像】「え...」日本文化を体験できる宿泊施設って何? 写真で見る(13枚)
雲母山荘は、日本クリスチャン・アカデミーの本部がある関西セミナーハウス内の別館エリアにあり、豊臣秀吉が没後300年を記念して建造された能舞台と日本庭園、茶室(清心庵)があります。 これまでアカデミーは企業研修や講演会などを開催していましたが、外国人観光客が増加する中で、こうした観光客に日本文化を堪能できる場となるよう、宿泊施設としても利用可能となりました。 どの部屋からも日本庭園を眺望することができ、広々とした客室は最大8人まで利用できます。ツインベッドのある寝室が2部屋と、リビングダイニングスペースには4組の布団を敷くことが可能です。 また、キッチンも用意され、食材を買ってくれば宿泊客が自由に食事をとることができます。さらに、ランドリーもあるので、長期滞在したい人にはおすすめとなっています。 そして、300坪を超える敷地内には、能舞台、茶室(清心庵)、茅葺門や大きな灯籠など、多様な日本建築が揃っているのが魅力です。 今後は、お茶室(清心庵)での茶道体験や、能舞台での演舞の鑑賞など、訪れたユーザーが自由に日本文化を体験できるよう計画しているといいます。 さらに、宿泊の利用料金は、今回紹介した歴史的建造物の修繕費として、大切に使われていきます。 今後も数百年先まで日本文化の象徴的な場所として、国内外の観光客に美しい体験を提供してくれることでしょう。
VAGUE編集部