[オフ・ザ・ピッチの流儀 #03 ] 松本健太(柏レイソル)「乃木坂46の賀喜遥香さんと遠藤さくらさんのどちらを推すか迷っています(笑)」
Xの振り返り動画も参考にしてほしい
─ 最後にサッカーのことを聞いていきたいと思います。今シーズンよりJ1の舞台でポジションを確立した松本選手ですが、実際に戦ってすごいと感じたGKや憧れのGKはいますか? 「尊敬しているのはずっとブッフォンですね。参考にしているのはバルセロナのテア・シュテーゲンやマンチェスター・シティのエデルソンです。動画を見たりして勉強しています。対戦してすごいと感じた選手はG大阪の東口順昭選手です。シュートストップやゴールを守るっていう部分では本当にすごいなと思いました。 足元の技術やキックの技術だと横浜F・マリノスの一森純選手やC大阪のキム・ジンヒョン選手、ヤン・ハンビン選手もすごいと感じました」 ─ 松本選手はX(旧Twitter) で失点シーンや自身のプレイの振り返りをやっていますね。始めたきっかけはありますか? 「昔からやべっちF.C.とかで点を決めた選手にフォーカスして選手が解説する企画があったじゃないですか。 フィールドの選手はプレイの意図とかも周りから認知されていたり、考え方が浸透しているのかなと感じてて。 逆にGKは特殊なポジションなので、 どういう狙いがあったのかなどがわかりにくいと思うんです。GKをやっていた人じゃないとわからない部分もありますし、だからそこに対する理解度が深まればいいなと思いました。Jリーグでプレイしている自分が、どんな意図があってプレイしたかや失点 シーンの改善点を発信することで、やっている人の参考になればいいなと思います。また改めて一回言語化することで、自分も振り返りやすいし、頭の中に入りやすいところもあるので始めました」 ─ 最後に、今シーズンにより守護神の座を獲得した松本選手ですが、これからのチームとしての目標や個人の目標はありますか? 「チームとしては来シーズンもタイトルにこだわってやっていきたいです。J1残留も決めましたし、天皇杯で決勝に行くこともできたので。こういう機会は毎年あるわけではないですし、またタイトルに挑戦できるように積み重ねていきたいです。個人としては今、J1の舞台で出場することができているので、これからもコンスタントに出場していきたいです。最終的にはサッカーをやっている身として、もちろん日本代表入りやW杯出場は目指したい。そういった目標は一番上にあります。でもまずは自分のチームでコンスタントに出場していくことが今の自分には大切なんじゃないかなって思います」 電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)288号、12月15日配信の記事より転載
構成/ザ・ワールド編集部