【雪】10日にかけて警報級の大雪になる可能性も 交通障害にも注意【新潟】
強い寒気の影響で、県内は広い範囲で雪が降っています。このあと平野部でも大雪となる恐れがあり、気象台は交通障害などへの注意・警戒を呼び掛けています。 小千谷市塩谷で7日夜に起きた小規模な雪崩。県道の一部を雪が塞ぎました。人的な被害はありませんが、当面、片側の車線は通行できないということです。 午前10時すぎの長岡駅前は、降る雪の量が増え始め時折大粒の雪も降って来ました。路面には消雪パイプの水と混じったびしゃびしゃとした雪がたまっています。 午後5時時点で津南町や魚沼市守門では160cmほどの積雪を観測。平地でも、長岡市で12cm、新潟市中央区で7cmの雪が積もっています。 長岡市の中心部でも市民が除雪に追われていました。 ■住人 「きたかという感じ。降るのは消えるけど凍るのが怖い。」 「このくらい積もったのは初めて。これから雪かき専門にやらないと。」 新潟市の中心部でも、午後になって本降りの雪となりました。これから10日(金)にかけて、強い寒気の影響で平地でも大雪となる恐れがあります。新潟地方気象台によりますと、9日(木)午後6時までに予想される24時間降雪量は、多いところで上・中・下越の山沿いで40cm~70cm、平地で10cm~20cm、佐渡で20cmです。 予想よりも寒気が強まったり、同じ地域で雪が降り続いた場合は、10日(金)にかけて警報級の大雪となる可能性があります。気象台は、大雪による交通障害やふぶきによる視界不良、着雪や雪崩、路面凍結への注意・警戒を呼び掛けています。 また、国土交通省は車の立ち往生などが発生するおそれがあるとして、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けています。また、ネクスコ東日本によりますと、8日午後7時ごろから磐越道上下線の一部区間で予防的通行止めを実施すると発表しました。