【中学受験経験者の意外な事実】賢い子の親が、低学年の夏休みに「ドリルや夏期講習」より重視したこと
規則正しい生活と学習習慣
以前フォロワーさんに「夏休みにやってよかったことは?」というアンケートをとったところ、「早起き」という回答を多くいただきました。 朝早く起きると、夜も早く寝るようになり、規則正しい生活を送ることができます。 予定を立てやすくなるし、立てた予定を実行しやすくもなる、といいことづくめ。 早起きしたら、頭がさえていて比較的涼しい朝のうちに、ちょこっとした学習を習慣にしておくのもいいと思います。 漢字や計算を10問ずつくらい。夏休みの宿題でもいいですし、それが終わった後は、無料でダウンロードできる学年別のプリントでもいいと思います。 1か月続けていればすごく力がつき、子どもも自信につながると思います。 低学年のうちは、塾の夏期講習に行くよりも、こちらの方がずっと有効だと思います。
体験学習
先ほどのアンケート、「早起き」と同じくらい多かったのが、「体験」に時間とお金を使ったということ。 具体的には、 「小さくて連れていくのが大変だったけど、大きくなると行けないので毎年家族旅行に行きました」 「川遊び、釣り、キャンプ、森散策など、自然体験をさせていました」 「家庭菜園、季節のイベントに参加、季節のものを食べました」 など、普段は行けないところに行ったり、やれないことをやる、という方がとても多かったです。 子どもたちの中学受験に伴走する中で、時々「この子すごいなぁ」と思う子に出会うことがありました。 私の中で彼らの家族に共通することが一つあります。 それは「旅行好き」ということです。 その旅行も、ただ行くだけではなく、事前に地図で確認したり、新幹線で通る県を確認したり、特産物や郷土料理を調べたりしていました。 せっかく時間のある夏休み。ぜひ机の上の勉強以外の学習を体験を通してたくさんしてほしいと思います。 いかがだったでしょうか。 「~の夏期講習がおすすめ。」「この問題集をやるべき!」などという回答を期待していた方にとっては、「え?そんなことでいいの?」と思われたかもしれません。 はい。低学年の夏休みは、夏期講習に行ったり、ドリルをたくさんやるよりも、もっと大切なことがあります。 今しかできないことを、思い切り楽しむ!そんな夏休みにしていだけたらなぁと思います。
【Profile】ねね(@nene_juken_)
高校生、大学生の3人のママ。学生時代の塾講師と家庭教師の経験を生かして出産後は幼児教育にコミット。その後、子ども3人の中学受験の経験をインスタグラムにて発信、年間500件のお悩みに回答。慶應義塾大学文学部、教育学専攻。現在はプロ家庭教師として活動中。
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