小池都知事が定例会見3月5日(全文2完)宣言解除に向け、高齢者対策強化が必要
プラスアルファの対策を常に講じている
また、災害でも水害、そしてまた地震、それぞれ特徴がございます。水害などについては、例えば垂直避難であるとか、それからあれですね、いわゆるショッピングセンターの駐車場を活用するなどということで協定も結ばせていただいております。災害がこのところ強靱化してきておりまして、その対策というのがよりシビアに考えていかなければならない中で、そういった、これまでにプラスアルファの対策ということを常に講じているところでございます。
ワクチン優先接種開始。受け止めを
NHK:NHKの成澤です。新型コロナウイルスのワクチン接種について伺います。東京都内での優先接種がきのうから始まりまして、今日は都立駒込病院での接種の様子が報道機関に公開されました。都内の区市町村へのワクチンの発送スケジュールなども徐々に見え始めてきているんではないかと思うんですけれども、知事の受け止めや期待を聞かせていただけますでしょうか。 小池:まずは60万人都内におられる医療従事者の関係の第1弾が、今回始まったということであります。第1弾、4万4000人分ということであります。最初の一歩ということになりましょうか。そしてそれを第1弾、第2弾と進めると、次の高齢者のほうに移っていくわけであります。 これをどうやって、みんな安心して、また順番をどのようにして進めていくのか、これは区市町村などとも連携を取りながら、できるだけ速やかに進めていく、そのような準備を日々重ねているところでございます。そういう中で、もうすでにいろんなシミュレーションなどもやっていただいているわけですけれど、何よりもワクチンの確保が必要であり、ここは国に対してぜひともこの点の努力を引き続きお願いをしたい。もうここに尽きてくるかと思います。 今日もEUのを見ていまして、輸出制限などをやっている、行っているという、そういう報道もございました。予定どおりというか、まずは確保されて、そしていつ来るのかということがないと、人繰りであるとか、それから予約や通知などに日付が書けないというのが現場の話でございますので、まずはワクチンの確保ということで、政府を挙げてご努力いただきたい。これはどこでも同じことを申し上げているのかなというふうに思います。