ネットワールド、DataRobotとディストリビューター契約を締結
ネットワールドは9月12日、DataRobot Japanとディストリビューター契約を締結し、生成AIと予測AIの開発・管理・監視を一元化するAIプラットフォーム「DataRobot AI Platform」の提供を開始すると発表した。また、導入前後の日本語技術サポートや、製品の理解を深めて活用できるよう支援する相談会やトレーニングなどのAI人材育成サポートを拡充していく。 DataRobot AI Platformは、予測AIと生成AIの開発・管理・監視を一元化することで、さまざまなAIモデルの構築やデータ分析などのプロセスを簡略化する。生成AIの開発・運用には多様な技術を組み合わせる必要があるが、すべての機能を単一プラットフォーム上で網羅するため開発効率を大幅に向上できる。プログラミングスキルが少ないユーザーでも使いやすいインターフェースを提供するため、データサイエンティストからビジネスユーザーまで幅広い層が利用可能で、チーム全体でAIプロジェクトを成功に導くことができる。 今回、DataRobotは、中小成長企業に最適なSMBライセンスを提供することも発表した。ネットワールドは、全国をカバーする販売パートナーを通じて、エンタープライズ企業だけでなく、これまで金額面がネックになっていた中小企業、地方自治体や教育機関など、幅広い顧客のAI活用を積極的に支援していく。 なお、ネットワールドの年次イベント「Networld X 2024」(10月15日・16日、新宿住友ビル三角広場&オンラインのハイブリッド開催)で、DataRobot AI Platformを展示・デモンストレーションする予定。