中学時代、大嫌いなくせ毛をスプレーで固めたら先生に「水道で洗え!」と怒鳴られて…… つらい思いを乗り越え、自由で美しいくせ毛ヘアを楽しむ41歳女性に共感
中学生のころ、大嫌いなくせ毛を押さえようと必死でスプレーで固めていた女性。ある日先生に「水道で髪洗え!」と怒鳴られて……。 【画像】41歳になったYukariさん 思春期のころのくせ毛への苦悩を語った動画がInstagramに投稿され、記事執筆時点で21万再生を超えています。投稿者は、くせ毛アドバイザーのYukariさんです。
中学生のころ、自身のくせ毛が大嫌いだったYukariさん
今では魅力的なくせ毛ヘアを心から楽しんで発信しているYukariさんですが、中学生のころは自身のくせ毛が大嫌いだったのだとか。毎日くせ毛が分からないよう、オールバックのポニーテールにして通学していたそうです。 しかし、オールバックにするとどうしても顔周りの短い毛が飛び出してしまいます。くせ毛を隠したかったYukariさんは、短い毛をハードスプレーでガチガチに固めていました。
ある先生に「髪の毛全部洗い流してこい!」と怒鳴られてしまい……
するとある日、ある先生がYukariさんの髪を見つけて、「おいその髪なんだ! 今すぐそこの水道で髪の毛全部洗い流してこい!」と怒鳴ってきたのだとか。Yukariさんは決しておしゃれをするつもりはなく、「大嫌いなくせ毛を隠してせめてマシになろう」と思い、身だしなみのつもりで一生懸命やっていたため、怒鳴られてすごくショックだったそうです。 先生に従うしかなかったYukariさんは、水道で髪の毛を流したそうですが、ショックを受けたためかその後の記憶は余り残っていないのだとか。 「自分の髪にコンプレックスを持っている中学生の女の子が、少しでも自分に自信を持とうと考えた結果……」と語りながら、当時を思い出して涙で言葉が詰まってしまうYukariさん。「中学生の自分を思い出すと、胸がギュッとなるよね」と動画を締めくくりました。
「スタイリング剤はくせ毛のケアとして大切なアイテムだと知ってほしい」
Yukariさんは投稿文に、「中1の私にとってはせめもの身だしなみだったんだけどね」「中1の私は自分の髪を呪ったよ」「私のスプレー事件はさておき、学校によっては整髪料一切禁止っていう校則は今でもまだまだあるみたいだね。くせ毛の『ケア』として髪を健康に保つためにもスタイリング剤は大切なアイテムなんだけどな。もっともっと、認知されてほしい!」と、くせ毛に悩んでいる学生たちへの理解が広まるように、とその思いをつづっています。 当時はくせ毛が大嫌いで隠すことに必死だったYukariさんですが、30代のときに白髪染めと縮毛矯正をやめて、白髪・くせ毛と仲良くやっていくことを決意。41歳になった今では、ボリュームあるエレガントなくせ毛を存分に生かしたヘアスタイルを心から楽しみ、くせ毛のケア・スタイリングを中心に、“自分らしさを発揮する”グレイヘアやファッションを発信しています。