クルマに戻ってきたら顔面蒼白! ほぼ泣き寝入り確実の「ドアパンチ」を防ぐ5つの手段
4)ホテルの駐車場
「安心をお金で買う」としたら、ホテルの駐車場に限ります。平置きの駐車スペースであれば、メルセデス・ベンツGクラスであろうが、10人乗りのトヨタ ハイエース グランドキャビンでも止められる確率が高く、しかも左右の幅もあるのでドアパンチもされにくい。いいことづくめです。ただし、安心をお金で買うぶん、コインパーキングよりは高額になりがちです。 大切な愛車から離れているとき「ブツけられていないかな」と、事あるごとに心配するよりは精神衛生上いいのかもしれませんが、それなりの出費を伴うので毎回は厳しいかもしれません。
5)タワーパーキング式の駐車場
全幅や全高などのボディサイズや車重、車高など、車種によっては制約がありますが、うまく収まるのであればタワーパーキング式の駐車場もおすすめの駐車スペースです。コスパと安心感という点(さらには急な雨風を凌げる)においても、もっとも納得感のある選択肢といえるのではないでしょうか。 ひとつ難点があるとすれば、タワーパーキング式の駐車場があるのは主に都市部であること。郊外でタワーパーキング式の駐車場を探すのは至難の業です。そもそも土地が狭いから上に伸ばすしかないわけで、郊外のように広いスペースが確保できるのであれば、わざわざ造る必要もないんですよね。
●まとめ:不安な場所には足車で行くという手も……
「そんなにぶつけられるのが不安なら足車で行けばいいじゃん」。たしかにそのとおりです。どこにでも乗っていける足車があるからこそ、趣味車で思い切り遊べることはたしかなのですから。 問題はその足車がゲタ代わりなのか、家族用など大切にしているクルマなのか、扱い方によってずいぶん変わってきます。「足車も大事な愛車」という人も少なからず存在するのです。
松村 透