【有馬記念】「8枠16番」が超鬼門の理由とは…最近10年で“最外”の勝ち馬は6枠11番
年末の大一番、G1有馬記念(中山芝2500メートル)が22日に迫ってきた。19日午後5時からは公開枠順抽選会が都内で行われる。 【写真あり】1枠2番を引いたドウデュースの友道師はこの表情 毎年話題に上がるのが圧倒的な外枠不利だ。今年もフルゲート16頭立ての予定。過去68回の有馬記念で16頭立てで開催された(出走取消含む)のは26回あり、8枠16番が勝った例はない。最高着順は昨年のスターズオンアースの2着だ。 3コーナーの外回り部分からスタートする中山芝2500メートル。最初のコーナーまで200メートル足らずで外から好位置を奪うのが難しい。また、コーナーを6回通過するため、外々を回ると距離ロスが大きくなる。 最近10年でもっとも外の勝ち馬は16年サトノダイヤモンドの6枠11番。03年にはシンボリクリスエスが大外から勝利したが、この時は12頭立ての8枠12番だった。14頭立てだった08年は8枠13番のダイワスカーレット、8枠14番アドマイヤモナークでワンツーを決めた。 もちろん8枠16番に人気馬が入らないパターンもある。過去26回の8枠16番の平均人気は9・3番人気で、平均着順は9・8着(79年競走中止のビンゴガルーは16着で計算)となっている。