【MLB】佐々木朗希の争奪戦に「ミステリーチーム」が参戦か 「少なくとも1球団と面談」と米記者報道
日本プロ野球の千葉ロッテマリーンズからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希の争奪戦は大詰めを迎えている。佐々木とメジャー各球団の交渉期間は残り16日。ただし、佐々木がメジャー球団と契約できるのは、2025年度の国際移籍マーケットがオープンする日本時間1月15日午後11時以降となる。移籍先の候補は徐々に絞り込まれているとみられるが、「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、これまでに報じられていた球団以外に「少なくとも1球団」が佐々木と面談したようだ。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 大物選手の争奪戦に付き物と言える「ミステリーチーム」の存在だが、どうやら佐々木争奪戦にも「ミステリーチーム」が現れたようだ。日本時間1月8日、モロシ記者は「これまでに報じられていたドジャース、パドレス、ジャイアンツ、メッツ、ヤンキース、カブス、レンジャーズ以外に少なくとも1球団が佐々木と面談したという話を聞いた」とリポート。「佐々木の移籍先は7球団に絞られた」との報道も出ていたが、ここにきて「8球団目」の存在が明らかになった。 佐々木がどの球団と面談したのかは不明だが、代理人のジョエル・ウルフ氏は20球団が佐々木の獲得を希望し、資料を提出したことを明らかにしている。そのうちの1球団であることは間違いないだろう。レッドソックス、タイガース、フィリーズなど、佐々木との面談を希望しながらも「面談に招待されていない」と公表していた球団もあったが、このうちの1球団が面談のチャンスを得たという可能性もありそうだ。 関係者のあいだでは「どの球団と契約しても間違いなく今季の新人王の最有力候補になる」「プロスペクト・ランキングでは全体1位になるだろう」など、極めて高い評価を受けている佐々木。依然としてドジャース移籍が最有力とみられているが、佐々木のハートを射止め、少なくとも6年間保有できる権利を手にするのは、いったいどの球団だろうか。