【ハズせない! 台北グルメ新定番】超名店の小籠包、唯一無二の白菜鍋…行列必至の「有名店」のトレンドは?
台湾東部・花蓮で発生した地震の被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 【画像】揚げたきのこがクリスピーで食感にアクセントになっている「雲南涼米線」。 CREA編集部では、台湾観光庁の声明や、現地コーディネーターからお話をうかがい、台湾を応援する気持ちを込めて、完売したCREA春号をハンディサイズにムック化した、CREA Due『愛しの台湾』を刊行します。その一部を抜粋し、掲載します。 CREA編集部一同、一日も早い復興をお祈り申し上げます。 台湾で必ず食べたい、お約束のメニュー。初めての台湾でも食べてみたい、噂の味。自粛期間を経て、次の旅では駆けつけたいそんな名店のコロナ後の“アレ”をレポート!
思い出しただけで口の中に豆の味が弾ける!
◆【中山北路】人和園(レンハーユェン) 本誌でもたびたびおいしさを紹介してきた通称“豆スープ”。名物「雞油豌豆」118元。澄んでいて旨味たっぷりの鶏スープに、一粒一粒さやから取り出したスナップエンドウのみずみずしい甘さが弾ける。コロナ禍に店を移転し、広々。 移転後に誕生した新メニュー「雲南涼米線」は雲南の冷たい麺料理は、日本の冷やし中華にも似た一品。揚げたきのこがクリスピーで食感にアクセントになり、ソースにはピーナッツが入っていて香ばしい。具だくさんだが、米麺なのでさっぱり食べられる。 カラフルなもち米団子「野菌珍珠丸子」300元(6個)。カラフルな表面は、雲南で「七彩米」と呼ばれてお祝いの席で使われるもの。もち米にさまざまな植物で色をつけるのだそう。中には豚肉と、たっぷりのきのこのあんが入っており、もち米のモチモチ感と合わせて楽しもう。 人和園(レンハーユェン) 所在地 台北市中山區中山北路二段112號2樓 電話番号 02-2536-4459 営業時間 11:30~14:00、17:30~21:00 定休日 無休 Instagram @ren_he_yuan ※カード不可
まったく変わらない、唯一無二の鍋
◆【延吉街】長白小館(チャンバイシャオグァン) 酸っぱい白菜の鍋「酸菜白肉火鍋」、といえばこちら! コロナ禍でもブレることなく、乳酸発酵した白菜の鍋を提供しており、観光客だけでなく多くの台湾の人たちでにぎわっている。 肉は選べ、写真は豚と羊。ほかに凍豆腐、蟹身、しいたけ、小魚、小エビなどが入り、青菜と白菜はたっぷり。中1,880元。 タレコーナーにはおすすめのブレンド方法が書いてある。日本語もあり安心だが、地元の人の手元を見ながら好みの味を追求しよう。 鍋以外の料理もおいしく、例えばこの巨大焼き餃子「韮菜盒子」はあちこちで頬張っている人が。バリッと焼けた皮と、春雨や青菜がたっぷり入って軽いあんがたまらない。120元(2個)。 長白小館(チャンバイシャオグァン) 所在地 台北市大安區光復南路240巷53號 電話番号 02-2751-3525 営業時間 11:30~14:00、17:00~21:00 定休日 月曜、8月 Facebook ※カード不可