「使えなかったけど」 ドイツ人が日本人の親切さに感激 印象的な出来事とは
初めて訪れる海外旅行では、その地に降り立って初めて知ることができる独自の雰囲気や人々の行動があることでしょう。初訪日のドイツ人男性は、日本で体験した印象的なことがあるそうです。それはいったい、なんだったのでしょうか。 【写真】ドイツ人が「日本人の方が親切に助けてくれました」と感動した場所 実際の写真 ◇ ◇ ◇
休暇も兼ねてビジネス目的で初訪日
仕事の関係で、初めて訪日したドイツ人のニコラスさん。休暇も兼ねて3週間ほどの滞在を予定しています。広島や京都、東京、富士山を観光するそうです。 日本で印象的だったのは「おいしいごはんと、時間に正確な電車」。そのイメージの裏には、ニコラスさん自身も苦笑する、母国ドイツの電車事情があるといいます。 「ドイツの電車はひどいんです(笑)。遅れるのが普通で、予定通りに目的地につくためには1、2時間の余裕を持たなければいけません。おもしろいのですが、ドイツ人は時間に正確な国民性です。それなのに電車になると、時間通りに来ることはまずないと思ってください(笑)。最悪の場合、電車がキャンセルになることもあります」
「すごく親切にしていただきました」
そんなニコラスさんは、日本人に対しても感じたことがありました。 「日本はすべてがとても整然としていて、秩序が保たれています。人々もとても礼儀正しくて親切です」 日本には、マナーや礼儀を重んじる文化があります。とくに、公共の場では他人の迷惑にならない振る舞いが求められるため、日本人が当たり前にしている行動や所作をみて、驚く訪日外国人は少なくありません。 さらに、ニコラスさんは、日本人に対して、親切だと実感した出来事があったといいます。 「駅や街中にある個室型の作業スペースを使おうとしたのですが、私のスマホでは、アプリをダウンロードできなくて……。困っていたとき、日本人の方が親切に助けてくれました。結局、そのアプリは使えなかったけど、すごく親切にしていただきました」 ビジネスで初訪日したニコラスさん。慣れない環境下での移動や仕事は大変だったことは想像に難くありませんが、その場に居合わせた日本人によるサポートでなんとか窮地を免れることができたようです。 残りの休暇では、公共交通機関を駆使して、おいしい日本の食べ物を堪能する旅を楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部