オリックス、台湾出身153キロ右腕と7000万円合意報道 多くのメジャー球団も関心の超逸材 海外記者伝える
オリックスがU-18台湾代表の右腕、陳睦衡(チェン・ムーヘン)投手(18)と契約金約50万ドル(約7000万円)で合意した、と16日(日本時間17日)、全米野球記者協会に所属し、中南米野球に精通しているフランシス・ロメロ記者が自身のXで伝えた。 陳は8日まで台湾で開催されたU-18アジア選手権で自己最速153キロをマークし、2次リーグ・日本戦(6日)でも4回無失点と好投。直球のほか、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップの変化球があり、同大会では最優秀防御率、最高勝率、ベストナインの3冠を受賞した。ロメロ記者も「複数のMLB球団が大きな興味を示していたが、ムーヘンは日本でプロ人生をスタートすることを決断した」と、逸材を巡ってメジャー球団との争奪戦があったことを示唆した。 オリックスの球団関係者はU-18アジア選手権を視察し、潜在能力を高く評価。内野手としてもプレーする“二刀流”選手でもあり、打撃でも非凡なセンスを持っている。