16年ぶり快挙!日本女子が表彰台独占 貫禄のV坂本花織はインタビューで笑い誘う【フィギュア】
◇フィギュアスケート グランプリ(GP) NHK杯〈9日、国立代々木競技場第一体育館〉 【画像】男子は鍵山優真選手がNHK杯連覇を達成 女子フリープログラムが9日に行われ、坂本花織選手が231.88点で優勝。日本女子がこの大会16年ぶりとなる表彰台独占となりました。 冒頭のダブルアクセルを軽やかに決めると、続く3回転ルッツからの連続ジャンプも成功。世界選手権3連覇の女王は、キレのある動きでミスなく貫禄の演技を見せます。最後はよろめきながらフィニッシュし、満開の笑顔で拳を振ってガッツポーズをしました。 前日はメイク支障がでるほど緊張したと話す坂本選手は、「今日は意外と冷静で男子をみながらメイクをしていて、男子の皆さんめちゃくちゃ頑張っていて、特に身内の壷井達也選手がめちゃ頑張って、隣の部屋が青木祐奈選手だったんですけれど、4回転降りるたびに叫んでいて、“隣からすごい声が聞こえたよ”って苦情がきました(笑)」と会場を笑わす、らしさの光るインタビュー。また「今シーズンの結果が来シーズンにつながってくる。1試合1試合大切にして来シーズンに積み重ねて自信をつけていきたい」と締めました。 2位には千葉百音選手、3位には青木祐奈選手が入り、日本勢が上位を独占。2008年の浅田真央さん、鈴木明子さん、中野友加里さんがトップ3を独占して以来、16年ぶりにNHK杯の表彰台を独占しました。 ▽女子上位3人(SP、フリー得点) 1位 坂本花織 231.88(78.93、152.95) 2位 千葉百音 212.54(71.69、140.85) 3位 青木祐奈 195.07(69.78、125.29)