札幌名将&J2初昇格に貢献の今治監督が退任、元日本代表MFは契約満了に…最新の去就動向
湘南がMF阿部浩之の契約満了を発表、J1復帰の横浜FCは四方田監督が来季も続投
Jリーグ各クラブは12月1日、来季に向けた契約動向を発表した。J1残留を決めている湘南ベルマーレは、35歳の元日本代表MF阿部浩之の契約満了を発表。北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、自身で今季限りの退任を明言した。 【一覧リスト】Jリーグ全クラブの移籍&去就動向の一覧表 阿部は、2012年にガンバ大阪でプロキャリアをスタート。その後は川崎フロンターレ、名古屋グランパスと渡り歩き、22年夏に湘南へ期限付き移籍する。23年からは完全移籍に切り替わり、同年はJ1リーグ29試合1得点、今季は最終節を残し24試合3得点をマークしていた。 J2リーグ戦を2位でフィニッシュし、自動昇格を確定している横浜FCは四方田修平監督の契約更新を発表。来季で4季目…1年で戻ったJ1の舞台に再挑戦する。元日本代表監督の岡田武史氏が会長を務めるFC今治は、1年間チームを率いてJ2初昇格をもたらした服部年宏監督の退任を決定。またJ3リーグを10位で今季フィニッシュしたアスルクラロ沼津は、元日本代表の中山雅史監督の続投を発表。23年から率いるチームで、来シーズンこそ念願のJ2昇格を狙う。 一方で北海道コンサドーレ札幌は、12月1日のサンフレッチェ広島戦で1-5の大敗。前日の他会場結果を受けてJ2降格が決定していたなか、ペトロヴィッチ監督は広島戦後の会見で「札幌を率いるのがないっていうのは確定していて、そのなかで95%は私自身もキャリアを終えるかもしれない」とコメント。クラブから正式なアナウンスはまだ行われていないが、最終節を残し1つの区切りを見据えていた。
FOOTBALL ZONE編集部