90年代の名作シューズがアップデートされて復刻! 「AIRWALK CLASSICS(エアウォーク クラシックス)」が 見据える未来像とは?
2024年AWは名作ぞろいのラインナップ
「エアウォーク クラシックス」はどういったコンセプトで展開されるのだろうか。高橋さんは続ける。 「基本的にこのブランドは90年代のアーカイブに魅力的なモデルが多いです。もちろんそんな名作に隠れて、あまり日の目を見なかったモデルもたくさんあるので、そういった名作や隠れた名品を現代のフィルターを通し、今っぽいアレンジを加えるなど、時代にマッチするようなテイストを入れながら展開していこうと考えています」 90年代のカルチャーに興味はありつつも「エアウォーク」を知らない世代はもちろん、90年代に「エアウォーク」を愛用していて、改めてその良さに触れたいという世代の2軸をターゲットにしているとのこと。 「2024年AWで展開されるアイテムは全部で4つです。まずは当時のスケーター、ジェイソン・リーのシグネチャーモデルにもなっていたスケートシューズにアップデートを加えた『JL95』。
そして1990年に登場した、『プロトタイプ』や『ベロシティー』と並ぶ同ブランド名作シューズ『エニグマ』。
アフタースケートを想定し、丸みを帯びたトゥにボリューム感のあるファットシルエットが特徴のコンフォートシューズ『アウトランド D-ブーツ』。
シャークソール(ギザギザの波型ソール)が一世を風靡したリップルブーツがムートンやボアで冬仕様になった『EVSブーツ』という4型になります」
「エアウォーク」を知っている40代ぐらいの世代には、90年代を思い起こさせる名作ぞろいのラインナップとなっている。このデザインは90年代カルチャーに興味を持つ世代にもかなり新鮮に映り、刺さることは間違いないだろう。こちらは8月と9月から順次展開予定となっている。
今後は別注やコラボモデルからも目が離せない
90年代の「エアウォーク」を知る世代にはドンズバにハマる展開の「エアウォーク クラシックス」。だからこそ、完成されたものにアレンジを加えたりすることに対して難しさなどはあったのだろうか。高橋さんはこう答えてくれた。