「11分間の悪夢」チェルシーDFがスリップ→失点を繰り返して急遽スパイク変更
チェルシーのDFマルク・ククレジャが8日のトッテナム戦(○4-3)でスリップにより2失点に関与し、急遽スパイクを変更することになった。 【動画】“珍事”ククレジャがスリップ→失点の連続でスパイク変更 敵地に乗り込んだチェルシーは前半5分、最終ラインのパス交換でボールを受けたククレジャがセンターサークル付近で足を滑らせて転倒。カウンターを受けるとFWドミニク・ソランケに決められて先制を許した。さらに同11分、今度はククレジャが自陣深くからボールを蹴ろうとした際に軸足を滑らせて転倒。ボールを奪われると最後はMFデヤン・クルゼフスキにミドルシュートを決められて、思わぬ形で2失点目を喫した。 一連のプレーを英メディア『テレグラフ』は「11分間の悪夢」と紹介。白のスパイクはピッチとの相性が悪かったようで、国際映像ではククレジャが2失点目の直後に緑のものへ交換する様子が映されていた。 幸いにもチェルシーは4-3の逆転勝利で4連勝を達成した。エンツォ・マレスカ監督は『スカイ・スポーツ』のインタビューで「多分アーセナル、シティ、リバプールはククレジャのようには滑らない」とジョーク気味にコメント。英メディア『インディペンデント』は試合後、ククレジャが当初履いていたスパイクをゴミ箱に捨てたようだと伝えている。