韓国で相次ぐEV火災…一部マンション「地下駐車場の出入り禁止」「充電ダメ」決議
【08月07日 KOREA WAVE】韓国で最近、電気自動車(EV)の火災に対する懸念が高まり、一部のマンションで地下駐車場への出入りを制限する動きが出始めた。 不動産業界などによると、ソウルの500世帯規模のマンションは今月、入居者代表会議でEVの地下駐車場への出入り禁止を決議した。地下にあった充電設備は地上に移す。 別のマンションもEVの新規登録を制限する。オンラインのコミュニティやグループチャットでも、マンションのEV充電設備を地上に移すことなどについて活発な議論が交わされている。 韓国ではマンションの規模によって全駐車台数の5~2%についてEVの駐車スペースとし、充電施設を設置するよう義務付けている。 しかし、EVの火災は増加傾向にあり、2018年から昨年までに全国で発生したのは計160件。マンションを含む地下駐車場での発生は2018年の0件から昨年は10件に増えた。1日早朝にも仁川のマンション地下駐車場で充電中のベンツが火を噴き、入居者が避難する騒ぎがあった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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