東山動植物園、ホッキョクグマに氷プレゼントを今年も/愛知
東山動植物園(名古屋市千種区東山)では8月、暑い夏を涼しく過ごす試みとしてホッキョクグマに氷を与える。氷は60リットル程度の容器で、リンゴなどの果物をはじめ、馬肉、ホッケ(魚)を入れて塊にしたもの。 同園では、3頭(オス1頭、メス2頭)のホッキョクグマを飼育している。もともと北極海沿岸(ノルウェー、ロシア、カナダ、米 アラスカ州など)の寒い地域に生息しているため、日本の夏の暑さには弱い。ホッキョクグマ舎の運動場に設置された氷を見つけたホッキョクグマは、抱きかかえたり、少しずつかじったりしながら、その冷たさを楽しむように涼を取る。 ホッキョクグマへの氷プレゼントは、8月の毎週日曜、14時に行う。一般来園者の見学も可能。