橋本環奈、震災への思い 次期朝ドラに強い覚悟「生半可な気持ちでやってはいけない」【おむすび】
【モデルプレス=2024/09/09】女優の橋本環奈が9日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2024年度後期連続テレビ小説「おむすび」初週完成会見に出席。震災への思いを語る場面があった。 【写真】橋本環奈「紅白」で着用したドレス 価格にネット驚愕 ◆橋本環奈ヒロイン朝ドラ「おむすび」 同ドラマは、平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が、栄養士として人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、主人公の米田結が、激動の平成・令和を思い切り楽しく、ときに悩みながらもパワフルに突き進む姿を描く。 ◆橋本環奈、震災への思い語る 同ドラマでは幼少期に神戸に住んでいた結が阪神・淡路大震災で被災をする様も描かれているが、震災についての思いを聞かれた橋本は「被災するのは結が6歳のときなので、(高校1年生以降の結を演じる)私はそのシーンの撮影はなかったんですけど、その震災のときに私は生まれていなくて、(出身が)福岡だということもあったので、ニュースとかで知っていても体験した人とは距離があるなと思っていて、でも今回朝ドラで描くって決まったときに、軽はずみなことは言えないし、生半可な気持ちでやってはいけないものだなと思っていたので、資料とか映像を見させていただきました」と明かした。 「東日本大震災のときも福岡にいたので、私自身は震災というものを身近に感じた機会がなくて、ニュースの映像でしかないんですけど、すごくショッキングな映像だったり、避難所にこんなにぎゅうぎゅう詰めでいるんだとか、すごくびっくりしたんですけど、そこのリアル感は今回の朝ドラでもしっかり描かれていると思います」とし、「今回の作品で印象的だなと思ったのが、復興に対して前向きな人もいれば、立ち止まっている人もいて、それって何年経っても風化するものではないですし、忘れたくない気持ちもあるじゃないですか。そのときのことを忘れてしまったら、亡くなった方のことを忘れていくのが辛いことのように感じたり、それぞれ(思い)があると思うんですけど、前を向いているからいいのかって言われるとそうじゃないですし…。(言いたいことが)まとまらないんですけど、感情がまとまっていないことも含めてリアルにぶつけていきたいなという思いがありました」と力強く語った。 そして「6歳の結ちゃんが経験したことを、高校生になって思い返したりするんですけど、覚えていない部分もあると思うんですよね。なので、6歳のときに感じた結ちゃんの気持ちとか、高校生の結ちゃんがどういう風に思い出していくかというのは丁寧に演じないとな、と思ってすごく考えましたね。子どもながらに傷ついた心があると思うので、そこをちゃんと演じたいなと思いながらやっていました」と吐露した。 この日は橋本のほか、共演の仲里依紗、麻生久美子、北村有起哉も出席していた。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】
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