【WWE】イヨ・スカイ準決勝敗退 初代IC王座決定TでダメージCTRL対決ならず
<WWE:ロウ大会>◇12月30日(日本時間31日)◇米テキサス州ヒューストン・トヨタセンター 【写真】ライラ・バルキュリアにミサイルキックを狙うイヨ・スカイ 人気ユニット「ダメージCTRL(コントロール)」のイヨ・スカイが女子インターコンチネンタル(IC)王座決定トーナメント準決勝で敗退した。ライラ・バルキュリアと対戦し、カウンターのオコナーブリッジで丸め込まれて3カウントを許した。 低空ドロップキック、関節技、踏みつけで左ひざの集中攻撃を受けたスカイは徐々に動きが鈍ったものの、コーナートップからのミサイルキックでバルキュリアに反撃。旋回式DDT、スープレックスを浴び、後方回転エビ固めも返された。コーナートップの攻防から大技の雪崩式カサドーラボム、場外ムーンサルト(月面水爆)でヴァルキュリアを追い詰め、メテオラ(ダブルニー)も成功。ムーンサルトを回避された後、背後を取ってオコーナーロールでフォールを狙ったが、逆にヴァルキュリアのオコーナーブリッジで丸め込まれて仕留められた。 試合前、スカイはバックステージで同じユニットで反対ブロックの準決勝に進んでいたダコタ・カイとともにインタビューを受けた。「ダコタと決勝で当たれたら最高。今日の主役はダメージCTRL!」と意気込んでリングに向かっていたが、同じユニットでの決勝対決を逃してしまった。 一方、同じユニットのカイは敵対するPFC(ピュア・フュージョン・コレクティブ)のゾーイ・スタークと対戦し、カウンターのスーパーキックからのGTKで快勝。「イヨと(決勝で)当たれるなら光栄」と誓っていたが、盟友対決はならなかった。 なお次週(現地時間1月6日)のロウ大会でトーナメント決勝を迎える。バルキュリアとのファイナルに向け、カイは「ダメージCTRLの誰かがIC王者になればいい」というユニットの思いを胸に秘めながら王座獲得を目指す。