【小倉競輪祭】大ベテラン山口富生が最終日に1着 次走にも注目
54歳のベテランマーカー・山口富生が競輪祭最終日の1Rで、最終2角5番手からまくり上げた石塚輪太郎に乗って直線強襲し、1着でシリーズを締めくくった。 3連単30万円超の結果に「1レースから沸かせてすいません」と照れ笑いを浮かべて会見場に姿を見せた。そして「実は輪太郎とはめちゃくちゃ相性がいいんですよ。初日から感じは良かったけど、なかなか展開が向かなくて。僕ぐらいだとメンバーや展開に左右されるし、スピード競輪になってからきついけど、(最終日は)思い切り踏めました。最後に1着を取れて、もう優勝したくらいの気持ちです」と続け、笑顔でGⅠ最高齢出場となった大会を振り返った。 次走の大垣記念(11月30日~12月3日)に向けては「いい勢いで行けそうなので、頑張ります」と意気込みを語った。