新型コロナワクチン接種率は低迷 接種者から感染する「シェディング」のウワサが一因か
今回のニュースへの受け止めは?
編集部: 福岡資麿厚生労働大臣が明らかにした新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、受け止めを教えてください。 中路先生: 今回の新型コロナウイルスのワクチン接種の伸び悩みの原因として、現在は比較的感染状況が落ち着いていることに加え、シェディングのリスクを含む「ワクチンの効果への疑問」や「ワクチンの副反応の懸念」などが挙げられると思います。接種率を引き上げるためには、引き続きエビデンスに基づいたわかりやすい情報発信が必要であると考えられます。また、自治体のワクチン接種への財政面の援助も重要です。
編集部まとめ
福岡資麿厚生労働大臣は、新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、2024年11月8日時点で約457万回分に留まっている現状を明らかにしました。ワクチン接種が伸び悩んでいる状況となっており、今後の接種状況についても注目が集まりそうです。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
監修医師:
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。