【バレー】WD名古屋・深津英臣 試合前は兄旭弘と「メンバー誰が出てくるの??」「内緒だよ」と話していた SV男子
ヴァレリオバルドヴィン監督(WD名古屋)
●ヴァレリオバルドヴィン監督 またお会いできて嬉しいです。タフな試合でした。東京GBさんが積極的に攻めてくるのは分かっていましたし良いチームです。 パフォーマンスが上下するのはシーズン序盤では普通だと思います 結果については大変嬉しく思っていますが同時にたくさん改善点があるということを思っています。 ――改善点の具体的なところについて。 ヴァレリオ:レセプション(サーブレシーブ)が良くなかったです。サービスエースを多くとられたところは避けなければいけません。 いろんな場面で正確ではありませんでした。特にネットから離れたところのプレーです。 ディフェンスはそんなに悪くなかったです。セカンドタッチをした後のところが正確さを欠いたところがありました。 ブロックのタイミングも良くなかった場面がありました。シーズンの初めのこの時期では普通のことだと思っています。 初めての試合ですので多くの選手の気持ちが高ぶっていたと思います。 ――所属する外国籍選手3人のうち2人しか同時にコートに出られないことに関する難しさについて。 ヴァレリオ:今シーズンどういうチームを作るかを考えたときにレギュラーシーズンで44試合行うので選手をローテーション、交代しながらやっていく必要があることだと思います。皆が大事な選手です。 ――高梨(健太)選手をキャプテンに指名したことについて。 ヴァレリオ:全員がいいスタートではありませんでした。良かったことは戦う意思を持ち続け、第4セットでそういう姿勢が特に見られたことです。それはチームと大事なことだと思っています。 高梨は情熱を持ってプレーする選手です。今はキャプテンとしての役割を彼は理解した上で今日の試合彼は他の選手たちにもすごくエネルギーを与えたと思っいてます。 ――深津選手の評価について。 ヴァレリオ:いい形でチームに参加してくれました。 素晴らしいスキルを持ってきてくれる事を期待していました。 プロフェッショナルとしてのそのマインドセットに私は感銘を受けています。 本当に集中していますし、我々のバレーボールに対してどうプレーするかは、彼にまだまだ学んでもらうこともありますがいいスタートを切ってくれていると思います。 ――水町選手に期待していることについて。 ヴァレリオ:5ヶ月ぐらい、彼はインドアは全く何も練習していない中で練習参加したのですが最初から良かったです。 いつも練習、試合に臨む態度も素晴らしいし、すごく良いものを我々にもたらしてくれます。 ――アウトサイドヒッターの山崎(彰都)選手を2番ポジション、高梨選手を5番ポジション(※1)にしたのは?逆のパターンもあるが。 ヴァレリオ:今シーズン6人のアウトサイドヒッターがいます。 大事なことはそのうちの誰もがそのポジションのそれぞれの役割を果たすということを作り上げていくことです。 我々のプレイヤーはどのポジションでもこなせるようにしないといけないと思っています。 それとは別に山崎は成長したと思います。 セッターに近いところでのプレーができるようになりました。 私がこのチームをコーチし始めてから彼はいろんな点で成長していて次の成長の門口に立っています。 ――渡辺(俊介)選手などの新加入選手に期待することについて。 ヴァレリオ:深津選手に関して言ったことと同じことを渡辺選手にも期待しています。 いい技術を持っているのはもちろん知っています。プロとしての態度も感銘を受けています。 繰り返しになりますけども、皆が大事ですし、いいパフォーマンスを見せてくれたと思います。 (※1)2番、5番ポジション(セッターを1と数えてサーブのローテーション順に2~6を数えた時の番号(プレーヤーポジションという)) トップレベルで一般的なバックオーダーでサーブレシーブをしないオポジットを起用するチームであると2番は2つのローテーションでバックセンターでサーブレシーブをすることになる。 1つのローテーションでバックセンターでサーブレシーブをする5番に比べ守備面の負担がかかるとされる。