【箱根駅伝】東洋大・酒井監督 20年連続のシード権奪取へ「往路から流れに乗って勝負」
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する東洋大の酒井俊幸監督(48)は、前半から勝負を仕掛けにいく構えだ。 前回大会で4位に入り、19年連続でシード権を確保。継続中としては最長記録を持つが、今季のは出雲駅伝11位、全日本大学駅伝13位と苦戦が続いている。都内で10日に行われた箱根駅伝に向けた記者会見では「三大駅伝の季節になって、前半戦をけん引していた選手たちが思うような走りができなくなって、ちょっと出雲、全日本と苦戦した。そういった選手たちがしっかり立て直すことが、ポイントかなと思う」と展望を語った。 レース展開については「けん引してきた選手たちがしっかり流れをつくり、そして中間層がそこに経験を重ねながら出雲、全日本で課題、改善してきたことを出していきたい。前半戦で乗り遅れてきた流れが続いているので、しっかり往路から流れに乗って勝負していきたい」と説明。20年連続のシード権奪取へ、鉄紺のタスキを大手町につなぐ。
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