「眞子さんの約3分の1」愛子さまの公務に批判も“選り好み”報道は一蹴、公務に出ない本当の理由
愛子天皇待望論
『皇室の窓』(テレビ東京系)で放送作家を務めるつげのり子さんは、昨今の世間の動きを踏まえて、次のように話す。 「今年、悠仁さまは成年皇族になられ、天皇となるための準備をされる時期がいよいよ訪れます。愛子さまは悠仁さまのお立場を考え、悠仁さまよりも目立つ行動は差し控えようと思っていらっしゃるのではないでしょうか。両陛下も同じお考えである可能性もあるのでは。4月に共同通信社の調査で、女性天皇を認める割合が9割に上り、“愛子天皇”を待ち望む国民が多くいることが明らかになりました。今以上に愛子天皇待望論がエスカレートすることを避けたい部分もおありだと思います」 つげさんによると、秋から愛子さまのお出ましが増える見込みがあるという。 「昨年は夏のご静養のあとからお出ましが増え、9月に『日本伝統工芸展』、10月に日赤の企画展、11月には『皇居三の丸尚蔵館』や『東京国立博物館』にお出ましになられています。今年も秋ごろからお出ましの機会が増える可能性はあると思います」 公務量について、愛子さまご自身もジレンマに陥っているおそれがあるという。 「日赤に毎日のように出勤されているお姿や、責任感が強く、妥協しないご性格を考えると“一度引き受けたからには全力で臨んで理解を深めよう”と真摯に取り組んでいらっしゃるのでしょう。 一方で、天皇家の長女というお立場で、両陛下をお支えするという意味でも、公務の務めを果たそうというお考えもおありだと思います。ただ日赤のお仕事が忙しく、公務に手が回らない状況なのではないでしょうか。お仕事と公務の板挟みで悩まれ、公務ができないというジレンマを抱えていらっしゃるのかもしれません」(つげさん) 一刻も早く仕事に慣れ、プリンセスとしてのお姿も見たい国民は多いに違いない。 山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている つげのり子 西武文理大学非常勤講師。愛子さまご誕生以来、皇室番組に携わり、現在テレビ東京・BSテレ東で放送中の『皇室の窓』で構成を担当。著書に『素顔の美智子さま』など