「安全な場所などない」 イスラエル軍の攻撃に揺れるキリスト教徒の村 レバノン
サーキスさんは具体的な組織名は挙げなかったものの、イランの支援を受けるヒズボラが、レバノンをイスラエルとの戦争に引きずり込んだことに怒りを示し、イスラエルの主要な同盟国である米国には「かなわない」と述べた。
教会の広場のそばに立っていた高齢の女性は、「イスラエル軍にいつ攻撃されるのかと常に恐怖を感じている。ヒズボラの指揮官がどこにいようと、イスラエル軍は狙うはずだから」と不安を口にする。
だが、話が避難民に及ぶと、その声には同情がにじんだ。「かわいそうに。安全な場所に逃げたはずなのに。今や安全な場所などどこにもない」 【翻訳編集】 AFPBB News