FC東京・小泉慶、「目の前の1試合を大切に」 今季ラスト3試合へ「勝利に貢献するため得点やアシストにもこだわる」
FC東京のMF小泉慶(29)が4日、小平グラウンドでの練習後に取材に応じ、今季ラスト3試合に向けて意気込みを語った。初めて主将として臨んだ今季も残すは3試合。「正直、身体能力や技術が短期間で上がるわけではない。今持っている力をこの3試合で出していくしかない。残り3試合というよりも目の前の1試合と、日々を大切にしたい」と言う。 早々に加入から2年連続での無冠も決まり「優勝争いができなかったことも自分たちの実力。これが現実。2年連続でカップ戦も含めてタイトルを取れなかった、何も変えられなかった1年になってしまった」と、ため息交じりに言う。それでも前を向き「来季につなげるためにも、選手たちは信じて今を大事にするしかない」と話した。 今季31試合1得点の小泉は「チームが勝つためにも、優勝を目指すためにもボランチが得点に絡む回数をもっと増やさないといけない。そこはずっと感じている。この3つを勝つことが大事だけど、そのなかで勝利に貢献するために得点やアシストにもこだわりたい」と言い、残りの期間で自らの課題とも向き合っていく。
中日スポーツ