まんが家のサイクルファッション事情|夏福のゆるポタコミックエッセイ vol.9番外編
”人それぞれ”に落ち着いた
余談ですが、このなければならないという思い込みで服装以外でも悩んだことがあって、それは「ロードバイクに乗っているのだからもっと早く走れるようにならなければならないもっと遠くに行けるようにならなければならないもっと高く登れるようにならなければならない」と、最初はどんどん距離や獲得標高が伸びて行くたびに嬉しくなって楽しんで走っていたはずが、数年経った頃に「もっと頑張らないと」と勝手に自分で自分を追い込んで苦しくなったことがあったんですよね。まあ色々あって、人それぞれの楽しみ方がある。に落ち着いたんですが。楽しまなくてどうする~。
アイウェアに悩む
ロードバイクのウェア問題ともうひとつ、乗りたての頃に悩んだのがアイウェア。ローディーといえばビシッとスポーツ用のアイウェアをつけているイメージが強いですよね。私は近視なので普段はメガネ、出かけるときなどはコンタクトをしています。 ロードバイクに乗り始めた頃は毎朝練習をしていたので、そのたびにコンタクト(使い捨て)を入れるのは勿体無いとメガネで走っていたのですが、朝日が目に差し込んで辛い。そこでアイウェアが必要だなと調べるも、度入りのものはとんでもなくお高くとても手が出ません。 レンズが湾曲しているとお値段がグンと上がるようで、それならば比較的安価なカラー入りレンズのスポーツ用メガネにしようかとも思ったのですが、ずっとカラーが入りっぱなしだとトンネルや夜間に問題が出るのでは…それならばたまにおじさんがつけているような既存のメガネに取り付けられる跳ね上げタイプのサングラスか? それはちょっと、いやだいぶ嫌だ。 悶々と悩みながら調べていたら、メガネの上からカポッと重ねて装着するオーバーサングラスなるものがあると知りました。メガネフレームのサイズや材質によって制限があるものの、ギリギリ私のメガネでも使えるものを発見し即ネットで購入。しばらくは毎朝の練習にはオーバーサングラス、週末の遠出には安物のアイウェアとコンタクトと使い分けていました。ただオーバーサングラスも見た目はいいとはいえませんし、サイドが見づらいのと毎朝乗らなくなったため使わなくなりましたが…。