「香りと甘み堪能を」 味真野紅茶あすから 保存会が販売
福井県越前市味真野地区産の「味真野茶」を使った紅茶が9月20日から販売される。地元住民でつくる味真野茶保存会の福岡会長は「豊かな香りと甘みを楽しんでもらいたい」と話している。 保存会は江戸時代から伝わる味真野茶の保存継承に取り組み、毎年緑茶と紅茶を販売している。今年も5月に茶摘みをした芽は緑茶に、8月に新たに伸びた芽は紅茶に加工した。 今年は猛暑の影響で傷んだ芽が多く、収穫量は例年の6割ほど。味や香りは変わりなく、「ストレートで飲める甘さがある。後味もすっきりしている」という。 ティーバッグ2個入り100円、12個入り600円。味真野公民館と市万葉菊花園、味真野茶屋(池泉町)で販売する。問い合わせは同公民館=電話0778(27)1926。