【住之江ボート SGグランプリ】賞金トップ参戦の馬場貴也 意中の56号機ゲット
ボートレース住之江のSG「第39回グランプリ」が17日、開幕する。2024年の賞金ランキング上位18選手による頂上決戦。序盤2日間は賞金7~18位の12選手によってトライアル1stが行われる。1stを勝ち抜けた6選手は、賞金ベスト6が待つトライアル2ndに進出。ファイナル出場を懸け、3日間の激闘に挑む。 16日に行われたエンジン、ボート抽選には賞金上位6選手も登場。賞金ランキング1位の馬場貴也(40=滋賀)が最初に抽選器を回した。獲得したのは56号機。「自分の中では62、32、56のどれかと思っていたので、引きたいのが引けた」と笑顔を見せた。 前検で実際に乗った感触も上々だ。「行き足が良かった。同じ班で特訓した峰(竜太)君、茅原(悠紀)君の中では自分が一番いいんじゃないかな。ターン手前は気になったけど、調整はプロペラ中心になると思う」。多少の課題は残るものの、前検としては十分な手応えを得ている。 レース登場は19日の3日目12R。1号艇で臨むトライアル2nd1回戦だ。「来る前に家族から“意外と緊張していないね”と言われたし、去年までより成長できていると思う。序盤2日間を有意義に使って、しっかり調整を合わせたい」。2年ぶり2回目の賞金トップ参戦。その実力を証明するためにも、レースがない初日と2日目はプロペラと向き合う。